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人生初裁判で出廷、尋問されてきた件

題名の通りですが、裁判起こしてました。人生初証人喚問が良い経験になったので書いておきます。

 事の起こりが去年の3月頃、僕氏おかんの車を借りて買い物に行った帰りのことです。

 

スーパーというかヨーカドーなんですけど、駐車場に止めるにはまず、入場するときに発券機で券を出して買い物したらハンコもらって何時間まで無料みたいなタイプで出るときに券入れてっていうよくあるやつなんですけど、そこの出口で事件がおきました。

 

僕は接触事故には気づかなかったんですけど警備(係員)の人がぶつけられましたよって言い寄ってきてそこで事故に気づいたって感じの接触事故でした。

状況はこんな感じで

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後部ドアのところを擦られてました。係の人が警察呼んでくれました。

まぁ僕自身こういう接触事故はなかったので割りとテンパってて相手は爺さん婆さん(運転は爺さん)でなぜかウチで直すからと名刺を渡してきてその場はそれで終わり。(公道じゃないと簡略的になるそう)

 

その後保険会社と話を通したところ、どうも相手は僕が悪いと全く譲歩しないんでこっちも実際ぶつけられてるから泣き寝入りするつもりもなく、だったら裁判するしかないじゃん!ってことで裁判開始が今年の3月頃(もうこの時点でどんだけ時間がかかってるんだという)

まぁそれまでに色々示談とか譲歩したりしたんですが、全く話にならない相手だったもんで、すったもんだもあったんですが割愛。

 

そしてもう半年近く続いた裁判でしたが、証人喚問ということで裁判に呼ばれることになりました。24歳、初裁判です

 

事前にうちの弁護士とどういう感じで受け答えすればいいか、というお話がありまして、

形式的なものですから裁判官の方から聞かれたことに対して一問一答みたいな感じで答えてもらえれば大丈夫なので緊張しないでくださいねw と言われ僕も初体験なのでちょっとワクワクしてました。それがあんな感じになるとは

 

相手側より先に入廷してたんですが僕の弁護士は保険会社の紹介(特約加入していたので)ですが、相手側は、そもそも保険会社は裁判前に示談を勧めてたのですが(当初は2:8)、それを相手は拒否、使えないと判断したので自分らで新たに弁護士を雇って登場。どんだけ認めたくないんだ。

登場した相手の弁護士はどこのかはわかりませんが見た目インテリヤ◯ザ。やべぇよやべぇよ。

最初は裁判官のちょっとした確認から程なくして僕の尋問が始まりました。

 

ちなみに裁判所の風景はまんまアレこれ逆転裁判で見たことあるやつだ!

あの真ん中の席に呼ばれて尋問開始。

 

最初に、僕は嘘を言いませんっていう宣誓書を読まされます。

(もし嘘ついたら訴えられることあるから気をつけてねっていう感じ)

まずこちらの弁護士から事故の状況の確認(こちらで専門家に依頼して事件の状況等の資料は作ってます)もちろん目を通してあるので間違いないですと確認してすぐ終わり。

そこから相手弁護士ヤク◯の攻撃が始まった

 

最初はあなたは普段運転しますかどうかとかから始まり、状況の確認等から始まってまぁ書いてあるとおりですけどって感じで進んでたんですが、だんだん相手の語気が強くなってきた。

「普段運転する時ってちゃんと気をつけて運転しますか?

車って左右の道から出てくるときもありますよね?そういうときはどうしてますか?」

いやまぁ注意して運転しますけど。

「注意して運転しますよね?そしてここの合流地点は見通しも悪いと書いてあるんですがそこら辺はどう思いますか?」

こっちの注意義務が散漫だったと言いたいのが伝わってくる。いやでもぶつけたのそっちでしょ。でも完全にあっちが悪いとも言い切れないから2:8で譲歩してたんじゃん。どうにかしてこっちを悪にしたいらしい。そこから事故と関係ない詰問が続く。

「お母さんの車ですし大事ですよね?あなた傷の確認はしましたか?後部ドアの傷は自分で写真を撮ったりしましたか?

タイヤの傷は?

タイヤ?タイヤに傷なんてつくのか・・・?いや、わかんないです。

「お母さんの車ですし大事なものですよね。それを傷の確認もしなかったんですか?」

いやだから、ホイールならまだしも、タイヤってゴムやぞ?擦られたようなぶつかり方で傷ついててもそんなわかるかよ!!知るか!ていうかなんで俺が責められとんねん

この辺りから僕氏、割りとストレスやばい。声にイライラが乗ってくる。まぁあと事故と直接関係ないタイヤはいつ変えただの意味のわからない質問を繰り返されて尋問終了。どうしても墓穴を掘ってやりたいらしい。

弁護士さん?すげー質問攻めだったんですが一問一答じゃなかったんすか?15分ぐらいやられたぞ!

もう質問終わる頃には僕の敵はインテリヤクザ弁護士にロックオン、あいつ許さんからな。

 

そのあと裁判官の方から二言ぐらい確認の質問で終わり。速攻終わる。そらそうよってことで終わり。

 

次に相手のジジイの尋問開始。まぁ基本的にはもう裁判進んでるしうちの弁護士からの確認も少ないですが、事故の状況の確認でそれは起こった。

 

裁判官の方からこの資料に誤りはないですか?という質問にあります、と反論。

いやないでしょ。と思うもどうやら駐車場の出口の数が違うと言い出した。(資料には写真付きで出口が2つちゃんと乗ってる)

いや、それ事故と関係ないでしょ・・・というのは置いといて。実際に写真にはもう一つの駐車場の出口から出ていく車が写っている。こいつどうしてもイチャモンつけたいらしいな。ちなみに相手が状況の資料として出してきたのは適当に書いてきた絵。それが正しいっていってくる。こいつらやばすぎやろ。

 

合流地点は上の階から降りてくる車と、1階の駐車場から若干登ってくる感じで合流するんですが、下の階には上から車が来るとパトランプ+音で警告される仕組みがあります。そういったこともあるし間違いなく相手側が気をつける立場なんですが、そこにも食いついてきた。

事故当時お昼で車も少なかったんですが、あそこは人が少ないときは警報機を使わない!って言い出した。

(ここで僕氏さすがに草を隠しきれず、声出しては笑ってないけど爆笑した。)

お前そしたらなんのために警報機つけとんねんwwwwwww

 

極めつけ。ぶつかったときはあなたはどうしましたか?という裁判官の質問。

「私は、右見て、左みて、もう一度右を見ながら曲がりました」

????????????

裁判官もどういうことか確認で聞き直す。

「私は、右見て、左みて、もう一度右を見ながら曲がりました」

もう一度事故の写真を見てみましょう。

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お前右見て曲がったんなら車来てるの気づくやんけ!!wwwwwwwwwwwww

相手が進んだときには僕の車が目の前現れてたと言うらしい。まじかよ俺ワープ能力に目覚めちゃったよ!

あとからうちの弁護士とも喋ったときそこでさすがに吹き出したそうで。

やべーよ、やべーやつらだとおもってたけど完全に耄碌ジジイやんけ!

 

まぁね、裁判沙汰になってる時点で普通の常識的な考えとか通じないんだなって思いました。裁判官も割りと呆れてた。

まぁでもこれ以上裁判続けても長引くだけだし3:7ぐらいでどうですか?話し合ってみてくださいっていってる途中で、いや・・・4:6じゃないと、とか言い出す始末。だめだこいつなんとかしないと、いや手遅れか。

 

そこからは示談するかの別室での作戦会議。こっち側としては事故からこんだけ引っ張られて譲歩した挙句裁判まで起こさせられたんだから示談したくねーけど正直もうめんどいしあっちが3:7でいいならってことに落ち着きました。あとはあいつらやべーよwwwって感じで弁護士の人と談笑してました。でも割りとこういうやーべーやつ結構いるそうで。弁護士って大変やな。

 

あと帰りのエレベーターが、普通に争った相手と一緒になりそうな感じの建物の作りでそれなんかやばくない?って思いました。

 

拙い文章で思い出しながらですがこんな感じで人生初裁判でした。いやー裁判とかもういいわ!その後はビアガーデンでビールのんで服と靴かってスープカレー食って帰ってきました。お疲れ様でした -10k